2014.09.30 Tuesday
JUGEMテーマ:ワイン
今日のワインは、
グラシア・デ・チリ レゼルヴァ カベルネ・ソーヴィニョン 2008
南米のチリワインとアルゼンチンワイン、どちらも、安くて美味しいワインが日本にも多く輸入されています。
チリは、東西にはとても細く、逆に南北にものすごく長い国ですね。
そのため、同じチリでも場所によって気候条件が全然違っています。
このワインは、カチャポアル・ヴァレーというところで栽培されたブドウで造られています。
カチャポアル・ヴァレーは、チリの首都サンチアゴから南に100キロ余り南下したところで、降水量が少なく、昼夜の温度差が大きい気候にあるそうです。
どんな農作物にも言えることですが、昼夜の温度差が大きいというのは重要なことで、昼間に光合成した植物は、葉(ソース)で作られた栄養分を、夜の間に実(シンク)に移します。
これを転流と言いますが、夜温の適度な低下が、植物体の余分な呼吸を抑えるとともに、ブドウ果実への糖の転流を促進するそうです。
米も、昼夜の温度差の大きい谷間などの地形でとれるものが美味しいと言いますよね。
チリワインは、ストレートにわかりやすく美味しいものが多いですが、このワインも、まさにそんな感じです。
ギュウっと凝縮されたコアの旨みが、単純に官能性を刺激してくれます。
かけひきしたりとか、考えたりとか、そういうこと無しで、素直に美味しいワインです。
肩ひじ張らずに美味しいデイリーワインがチリワインですね。
82点
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