今日は、和歌山県日高町まで、日帰りでクエのフルコースを食べに行ってきました。
JR大阪駅に8時45分に集合して、青春18切符で、関空快速、紀州路快速、普通列車を乗り継いでひたすら南下。
いい天気の下、のどかな車窓を見ながら、11時半ごろに、御坊駅に到着。
青春18切符は、5枚つづりで11,500円。1枚あたり2,300円で1日乗り放題になります。特急、急行は乗れないけど、都市部周辺は快速があるので、そんなに気になりません。
御坊駅には、昼食の予約をしている旅館の人が車で迎えに来てくれています。
本日の昼食の予約客は、なんと約60名ほど。
クエ料理は人気があるようです。
車にしばらくのって、海沿いまで来ると、すぐに旅館がありました。
岬旅館
旅館の中にある割烹に通されると、そこには、すでにクエ料理がセッティングされていました!!
今日のクエは、もちろん天然で、30kgの大物だそうです。
今日予約したのは、クエのフルコース。
結構、値が張るのですが、貴重な天然クエのフルコースなので、これぐらいはするのでしょう。
ちなみに、一品料理も色々とあるようです。
では、早速、食前酒のクエのヒレ酒をいただいてから、
まずは薄造り。
見た目は、あっさりしていそうで、フグのような味かなって思ったのですが、いやいや、これが濃厚な味。薄い身からも旨みがギュッと出てきます。
食べきれなくなったら困るので、ビールは我慢して1本だけ注文。
つぎに、クエのにぎり鮨
これまた、美味しい(^^♪
鮨飯ともよく合うようです。
それから、焼き鳥のように串にクエと太ネギを刺した「焼クエ」
腸の酢味噌和え
皮の梅肉和え
胃の白味噌煮込み
そして、いよいよ、クエ鍋です
まず、野菜とアラをたいて、煮えてきたら、煮すぎないようにクエの身を投入。
見失わないよう目で追っかけながら、身の色が白くなったら、旅館の特製ポンズでいただきます。
おぉおぉぉぉ!!
まいう〜!!
これがクエ鍋か!!
実は、以前に某所で一回だけクエ鍋を食べたことがあるのですが、そのときはあんまり美味しくなく、そのため、あまりクエにいい印象を持っていなかったのですが、その印象が吹き飛びました。
これが、本物のクエなのか!!
そして、さらにアラを食べると・・・
これまた、うまい!!
骨の周りの身や、皮のゼラチン状の部分など、実に美味しい!!
なるほど、こんな小さな旅館に、人が大挙してクエを食べにやってくるのも納得しました。
そのうち、クエの天プラも出てきたのですが、これがまた美味しい。
天つゆが付いてくるのですが、あえて、塩だけ付けて食べると、身の甘みが際立ちます。
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もう、満腹で、苦しみながらも、なんとか鍋をたいらげたのですが、
さあ、最後の雑炊との戦いが待っています。
これがまた、お姉さんが、鍋にいっぱい作ってきてくれました。
しかし、美味しい。クエの旨みをたっぷり吸って、これに和歌山の柑橘を効かせたポンズを少し垂らすと、絶品の雑炊です。
しかし、我々に残された戦力はあまりに小さく、また1人また1人と倒れて逝きます。
さすがに、雑炊を空にすることは無理でした。
こっそりと、ズボンのボタンを緩めながら、戦いの後の休息です。
旅館の前の海のきれいな漁港を散歩して、腹ごなしをしてから、再度、旅館の車に乗せてもらい、御坊駅まで送ってもらいました。
一年に一回ぐらいは、はるばるここまでクエだけを食べにくる価値は充分にあるという確信を得て、ふたたび、青春18切符を握り締め、帰路に付きました。
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