JUGEMテーマ:ワイン
今日のワインは、
ロワールの
ラングロワ・シャトー
クレマン・ド・ロワール カドリーユ 2007
ラングロワ・シャトーは、シャンパーニュのボランジェがロワールに所有するメゾンです。
シャンパーニュと同じ瓶内2次発酵で造られ、スタンダード・キュベでも、瓶熟成が2年、この上級キュベの「カドリーユ」は、なんと4年もの間、瓶熟成されるそうです。
セパージュは、
シュナン・ブラン 60%
シャルドネ 15%
カベルネ・フラン 15%
ピノ・ノワール 10%
という複雑な品種構成になっています。
この銘柄、ちょうど3年ほど前にも同じ2007年ヴィンテージを飲んでいるのですが、まだ早い印象で、十分に実力を発揮できなかった感じがしました。
むしろ、ノン・ヴィンテージのスタンダード・キュベの方がその時点での完成度が高かったように思います。
それから3年を経過し、どのように変化したでしょうか。
うーん、開けてすぐは、とてもそっけない印象。
香りも味わいも控えめです。
3年経っても早かったか、と思いましたが・・・
1時間ほど経つと、徐々に頭角を現してきました。
白い花に蜜、バターの香り。
口に含むと、舌の付け根にギュンとくるような酸味と旨みの刺激。
いよいよ本領発揮です。
とにかく、コアの旨みが半端なく主張し、余韻も十分な長さです。
3千円ほどのお値段という事で、シャンパーニュならノン・ヴィンテージのスタンダードクラスの価格帯ですが、その味わいは、間違いなくヴィンテージシャンパーニュに匹敵するほど。
これは、すばらしいクレマン・ド・ロワールです。
90点
| ラングロワ・シャトー クレマン・ド・ロワール エクストラ・ブリュット カドリーユ [2012]750ml (スパークリングワイン) |
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