2012.12.03 Monday
JUGEMテーマ:ワイン
今日のワインは、
ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス
コート・デュ・ローヌ 2010
ペスキエの「キュベ・テラッセ」や、
サン・コムの「アルビオン」とともに、わたしの南ローヌの定番ワインです。
2010年の南ローヌは、史上最高と言われた2007年に次ぐぐらいのできだそうです。
ジャナスの最上級キュベのヴィエイユ・ヴィーヌも、パーカー氏の評価で、99+というポイントを取っています。
でも、そのため、価格が高騰し、ちょっと手が出せないくらいになってしまいました。
シャトーヌフ・デュ・パプは、2007年に高騰し、その後2008、2009は落ち着いていたのですが、2010年にパーカー氏のおかげで再度高騰。
なので、今回のヴィエイユ・ヴィーヌは、入手を断念しました。
そこで、せめて2010年の偉大さの片鱗を味わうため、ジャナスのコート・デュ・ローヌ・クラスを味わいます。
ジャナスのコート・デュ・ローヌは、2005年に初めて飲んで、そのときに衝撃を受けました。
南ローヌの5種類のブドウの混醸。
そのブレンドの芸術的な妙。
果実味の華やかさ。
素晴らしかったです。
その後、だいたい毎年、このコート・デュ・ローヌ・クラスを飲んでいます。
(未だに2005年を越えるものにあたっていませんが)
ペスキエの「キュベ・テラッセ」の果実味のパワー、
サン・コムの「アルビオン」のスパーシーさ、
これらに対し、ジャナスのコート・デュ・ローヌは、華やかさに秀でていると思います。
さて、この2010年ヴィンテージですが、
ボディの厚み、パワーはかなりあるのですが、その華やかさが、あふれてくるというほどではありません。
グレート・ヴィンテージゆえに早すぎたのかもしれません。
でも、2時間ほど経つと、果実味やコアの旨みも徐々に開いて、南ローヌらしさがでてきました。
やっぱり、ジャナス、美味しいです。
82点
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