2018.10.17 Wednesday
JUGEMテーマ:ワイン
トリノ記の途中ですが、割り込みで「今日のワイン」です。
今日のワインは、
ボルドー・サンジュリアンのグラン・クリュのセカンドラベル
サルジェ・ド・グリュオ・ラローズ 2011
2009年と2010年は、グレート・ヴィンテージだったこともあり、ボルドーワインは20銘柄前後を買っていますが、その反動もあり、2011年は、ポンテ・カネやパプ・クレマンなど6銘柄しか買っていません。
その最初の1本が、このサルジェ・ド・グリュオ・ラローズになりました。
2009年、2010年ヴィンテージともに、まだ多くのワインが残っていますが、熟成ポテンシャルを考えると、2011年の方が先に飲み頃が来るのではないかと、このワインを開けることにしました。
7年熟成という事ですが、開けてすぐは、まだ硬さが残り、30分ほどしてから開いてきました。
カシスやブルーベリーに、少し、チョコレートやタバコのニュアンスがあります。
タンニン、酸味、ボディ感のバランスもよく、サンジュリアンらしく、適度な堅牢さに柔らかさ、しなやかさを併せ持っています。
同じサンジュリアンのセカンドラベルでも、クロ・デュ・マルキなんかに比べると、気軽に飲めて親しみやすいワインですね。
(クロ・デユ・マルキは、今はセカンドラベルという位置づけではないのかもしれませんが)
その分、複雑さや官能性という点では物足りない部分もあるかもしれませんが。
まだ7年熟成ですが、十分に飲み頃になっています。
88点
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