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ラ・クロワ・ド・ボーカイユ 2005 (今日のワイン)

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今日のワインは、

ラ・クロワ・ド・ボーカイユ 2005

 

ボルドー・サンジュリアンのグラン・クリュ、スーパーセカンドのセカンドラベルです。

セカンドラベルとは言え、デュクリュ・ボーカイユのセカンド、それもグレート・ヴィンテージの2005年なので、2007年に購入して以来、10年間保存していたボトルです。

同じ2005年のスーパーセカンドのセカンドラベルでは、このワインのライバルともいえる「クロ・デュ・マルキ 2005」も持っているのですが、こちらを開けるのは、もう少し先になりそうです。

 

パーカー氏の評価は、91点。

飲み頃は、2008年〜2021年となっています。

(ちなみに、「クロ・デュ・マルキ 2005」の飲み頃は、2011年〜2028年)

 

 

コルクも熟成されたのでしょうか、なにかテカっています。

 

 

 

開けたとたんに広がる、プラムやカシスなどのエレガントな香り。

うわぁ、これは美味しいに違いない! と思って、一口飲むと・・・

 

あれ?

何か、そっけない。

 

香りは素晴らしいのに、中身が伴っていない、ちょっと空洞感があります。

 

まだ早過ぎたのか、逆に峠を過ぎたのか、それともこれが実力なのか?

判別がつきません。

 

2005年らしい凝縮感が全くなく・・・

でも、鏡を見ると、舌が真っ黒に!

タンニン量は豊富にあるようです。

 

そして、

疑問に思いながらゆっくり飲んでいると、

2時間ぐらい経って、大きな変化が現れてきました。

 

空虚に感じていたコアの部分に、突然現れたボディ感や旨み。

(ステルスですか?)

 

結論から言うと、少し開けるのが早かったのかもしれません。

これなら、クロ・デュ・マルキの方は、もう4、5年くらい置いた方がいいのかもしれませんね。

 

88点

 

 

 

 

 

 

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