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イル・ファルコーネ 2013 (今日のワイン)

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今日のワインは、イタリア・プーリア州の

 

カステル・デル・モンテ・ロッソ・リゼルバ

イル・ファルコーネ 2013

 

セパージュは、

ネロ・ディ・トロイア 70%

モンテプルチアーノ 30%

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:92点

飲み頃:2019-2026年

となっています。

 

2年半ほど前に1本飲みましたが、きれいな酸が印象的でエレガントなワインでした。

その後、どう熟成されているでしょうか。

 

 

 

 

 

 

色はガーネット・ルビー。

香りは、チェリーなどの赤系果実が中心です。

 

やはり アタックにきれいな酸味が感じられ、その後にほどよいタンニンの収斂味とコアの旨みを感じます。

飲み頃の後半に差し掛かっているとのことですが、まだそれほどの熟成感は感じられません。

今でもバランが良く美味しいですが、さらに熟成した姿も見てみたかったです。

もう1本買えばよかったな。

 

89点

 

 

 

 

 

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ラ・マッサ 2015 (今日のワイン)

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今日のワインは、イタリア・トスカーナのIGT

 

ラ・マッサ 2015

 

セパージュは、

サンジョベーゼ 60%

メルロー 25%

カベルネ・ソーヴィニョン 15%

となっています。 

なので、キャンティでもなく、ブルネッロでもないIGTトスカーナなのですね。

 

レ・ディフェーゼとか、レ・ヴォルテとか、ロッソ・ディ・ノートリとかのいわゆるスーパータスカンのセカンドラベル、サードラベルも、このトスカーナIGTが多いですね。

でも、トスカーナIGTですが、下手なキャンティなんかよりもずっとお高いですし、美味しいですよね。

 

ワインア・アドヴォケート誌によると、

評価:92点

飲み頃:2017-2027年

となっています。

2015年産で2017年から飲み頃となるというのは、このレンジのワインでは珍しいですし、そういうワインはたいてい数年で飲み頃は終わるのですが、このワインは10年以上飲み頃が続くことになっています。

 

 

 

 

 

 

比較的濃いルビー・ガーネット。

香りはチェリーにブラックベリー。

 

サンジョベーゼらしいチャーミングな酸味に、メルローらしいしなやかさが感じ取れます。

そう言えば、カベルネ・ソーヴィニョンらしい堅牢さも奥の方には有るような無いような・・・

 

こういうIGTのワインは、造り手が比較的自由に作ることができるので、造り手の個性も出やすいんだと思います。

スーパータスカンのセカンドラベル、サードラベルも実に様々ですしね。

でも、不思議とトスカーナIGTに共通するのが、わかりやすい親しみやすさ、それと地中海沿岸らしい陽気さです。

これもまさにそんな感じのワインです。

 

88点

 

 

 

 

 

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ファミリア・オリヴィーニ ガルダ・ロゼ・スプマンテ NV (今日のワイン)

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今日のワインは、イタリア・ヴェネト州のロゼ・スプマンテ

 

ファミリア・オリヴィーニ

ガルダ・ロゼ・スプマンテ NV

 

メソド・クラシコ、すなわち瓶内二次発酵で造られるスプマンテのロゼです。

ブドウ品種は、グロッペッロ、バルベーラ、サンジョヴェーゼ、マルツェミーノの混醸となっています。

グロッペッロというのは、初めてのブドウ品種です。

土着のブドウ品種なのでしょうね。

 

 

裏エチケットを見ると、添加物の欄に「アカシア」とに記載があります。

「アカシア」を添加することでスパークリングワインの泡持ちを良くする効果があるというような話もありますが、本当でしょうか・・・

泡持ちを良くするというのはどういう意味でしょうか。

トータルの泡の量は、溶けている二酸化炭素の量によってのみ決まると思いますので、一度に泡ができってしまわずに、ゆっくり泡が出るようにするという効果があるのでしょうか。

 

 

 

 

綺麗な色です。

泡立ちは豊かですね。

アカシアの効果があるのかどうかはわかりませんが。

 

軽やかでフローラル、フルーティーな飲み口です。

シャンパーニュのような凝縮した感じは全くなく、ライトな味わいです。

じっくり向き合うというタイプのワインではなく、食事とともに気軽に楽しむシーンに向いているワインだと思います。

 

85点

 

 

 

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プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ 2014 (今日のワイン)

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今日のワインは、

イタリア・ピエモンテ

 

プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ

バルバレスコ 2014

 

バルバレスコの協同組合という意味の「プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ」、パイエやラバヤ、オヴェッロなどの9つの単一クリュものの評価が非常に高いですが、このボトルは、単一クリュではなく、通常のバルバレスコです。

単一クリュものは非常に長熟な造りで、飲み頃になるまでかなりの期間を要しますが、通常のバルバレスコはそこまでの頑なさはないでしょう。

2014年はそれほど強いヴィンテージというわけでもありませんので、まだ9年半ほどの熟成ですが開けてみることにしました。

 

 

 

 

 

 

ネッビオーロらしい明るいルビー色。

香りはチェリーが主体です。

 

開けてすぐは少し硬かったですが、1時間ほどで開いてきました。

ネッビオーロらしい酸味とタンニンのバランスが良く、凝縮感はありませんが、いわゆる薄旨系の美味しさです。

余韻に残る酸味がとてもチャーミングです。

 

88点

 

 

 

 

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ブランカイア キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ 2013 (今日のワイン)

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今日のワインは、

イタリア・トスカーナの

 

ブランカイア

キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ 2013

 

セパージュは、

サンジョベーゼ 80%

メルロー 20%

となっています。

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:93点

飲み頃:2017-2027年

となっています。

 

このワインは2本目で、1本目は2021年4月に開けています。

そのときは早すぎる印象だったので、もう1本は2、3年は待とうと思っていたのですが、3年近く経ったので開けることにしました。

 

 

 

 

 

 

色は、濃いガーネット・ルビー。

香りは、やや控えめで、プルーン、そしてチョコレートにミントのニュアンス。

 

3年経って、さすがに熟成が進んだようです。

しっかりしたタンニンに、ブルネッロのような凝縮感、奥の方には甘さも感じられます。

とは言え、これがピークかというと、まだそこまでは行っていないような。

 

同じキャンティの2013年でも、先日のスケジョッラのグラン・セレツィオーネは、まさに飲み頃ピークでしたが、このブランカイアはグラン・セレツィオーネの下のクラスであるリゼルヴァなのに、まだピークには届かない印象です。

飲み頃は難しいですね。

 

88点

 

 

 

 

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ヴァル・デッレ・コルティ キャンティ・クラシコ 2016 (今日のワイン)

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今日のワインは、イタリア・トスカーナ

 

ヴァル・デッレ・コルティ

キャンティ・クラシコ 2016

 

サンジョベーゼに、カナイオーロを5%ほど加えてあるキャンティです。

7年余りの熟成ですが、レゼルヴァではなく、キャンティ・クラシコなので、もう飲めるかなと思い開けてみました。

 

 

 

 

 

 

色はやや濃いめのルビーガーネット。

香りはやや控えめですが、チェリーやラズベリーなどの赤系果実が主体です。

 

あまり聞かない銘柄で、初めて飲むボトルであったので、少し侮っていましたが、なかなかしっかりした造り。

タンニン量もかなりのものです。

なんとか飲み頃の入り口には入っているようで、結構な収斂味を感じながらもしっかりした旨みを感じます。

そして時間とともに硬さも薄れていき、甘みも感じるようになってきました。

 

ただのキャンティ・クラシコとは思えないような本格的なワインです。

ただ、それがこの銘柄の実力なのか、グレート・ヴィンテージの2016年の恩恵によるものなのか、それはこの1本限りでは判断がつきません。

 

89点

 

 

 

 

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スケジョッラ キャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネ 2013 (今日のワイン)

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今日のワインは、トスカーナです。

 

スケジョッラ

キャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネ 2013

 

キャンティの規格の最上級、 30か月以上の熟成を行っているグラン・セレツィオーネです。

このワイン、半年ちょっと前にも飲んでいますので、これが2本目です。

 

 

 

 

 

 

グラスに注ぐと、非常に濃いガーネット・ルビーです。

アルコール度数も14.5%ありますね。

香りは、プラムやプルーンなどのドライフルーツ系が中心です。

 

半年前でも十分に熟成している印象でしたが、今回はまさにピークという印象です。

凝縮感ある完熟したタンニンの甘さに、ほどよい酸味。

余韻も長く尾を引きます。

素晴らしい味わいです。

 

91点

 

 

このワインはまさに飲み頃でしたが、同じ2013年のトスカーナのキャンティでも、レンテナーノのバロンコレやフェルシナのランチアなんかは、きっとまだまだ飲み頃は先なのでしょうね。

いつ開けるのかが難しいです。

 


 

 

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バローネ・リカーゾリ キャンティ・クラシッコ・リゼルヴァ ロッカ・グイッチャルダ 2013 (今日のワイン)

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今日のワインは、イタリア・トスカーナのキャンティです。

 

バローネ・リカーゾリ

キャンティ・クラシッコ・リゼルヴァ ロッカ・グイッチャルダ 2013

 

トスカーナのワイナリーの中で、わたしが最も多く飲んでいるのが、サンジュスト・ア・レンテナーノです。

その次が、フォントディとフェルシナでしょうか。

このバローネ・リカーゾリは、その次の4番手くらいです。

フラッグシップのブローリオと、このロッカ・グイッチャルダも何ヴィンテージかは飲んでいます。

 

2013年のロッカ・グイッチャルダは、ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:93点

飲み頃:2017-2028年

となっています。

 

飲み頃の真ん中ぐらいですね。

 

 

 

 

 

 

真っ黒に近いガーネット・ルビー。

香りは、カシス、チェリーに少しチョコレート的な感じもあります。

 

一口飲むと、あれ・・・

見るからに凝縮感がありそうな外見ですが、味わいは意外なほどあっさりしています。

トスカーナの2013年はグレート・ヴィンテージなのですが、ちょっと肩すかしな感じです。

うーん、これはこういう本質なのか、それとも熟成が足りなくて本領発揮できていないのか、どちらなのでしょうか。

 

2013年はこの1本しか持っていませんが、同じくグレート・ヴィンテージの2016年も1本持っているので、それはさらに熟成させてから開けることにいたします。

 

87点

 

 

 

 

 

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スポルトレティ ヴィッラ・フィディリア・ロッソ 2016 (今日のワイン)

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今日のワインは、

イタリア・ウンブリア州の、

 

スポルトレティ

ヴィッラ・フィディリア・ロッソ 2016

 

このスポルトレティは、南ローヌのシャトー・ペスキエと並んで、わたしが最も多く飲んでいるワインの生産者でしょう。

 

2016年のイタリアは、ピエモンテもトスカーナもグレート・ヴィンテージであり、ウンブリアにおいても良い出来の年であると思われます。

2016年のヴィッラ・フィディリア・ロッソは、ワイン・アドヴォケート誌では評価がありませんが、ビアンコは90点を獲得しています。

 

きっといい出来だと信じて、わたしはこの2016年は4本買っています。

ヴィッラ・フィディリア・ロッソは、長期熟成のポテンシャルを持ちながらも、早飲みしても美味しいという、 すばらしい特長を持っていますので、まだ7年熟成ですが、早速、1本目を開けることにしました。

 

 

 

 

 

 

色は深いガーネット・ルビー。

ベリー系の香りに、ちょっと香水っぽい華やかさもあります。

アルコール度数も15%とかなり高いですね。

 

味わいは、メルローらしい柔らかい酸味がありますが、少し冷たい硬質感があります。

口の中に長く含んでいると、奥の方からじわっと旨みが現れてきますが、ポテンシャルを発揮するには、もう少し時間が必要なようです。

 

早飲みでも美味しいヴィッラ・フィディリア・ロッソですが、この2016年はこれまでのヴィンテージよりも長熟傾向にあるようです。

2本目はもう少し熟成させてから開けたいと思います。

 

87点

 

 

 

 

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エルビオ・コーニョ バローロ カッシーナ・ヌォーヴァ 2012 (今日のワイン)

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今日のワインは、イタリア・ピエモンテ

 

エルビオ・コーニョ

バローロ カッシーナ・ヌォーヴァ 2012

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:89点

飲み頃:2017-2026年

となっています。

 

2012年のピエモンテはまあ普通のヴィンテージです。

バローロで11年熟成は少し短いかもしれませんが、カッシーナ・ヌォーヴァは比較的早くから楽しめつ様に、渋みを抑え果実味を前面に出した造りだそうで、試してみることにしました。

 

 

 

 

 

 

色は明るいルビー・ガーネット。

チェリー系の香りが主体に、少しスパイシーさもあります。

さて味わいは、確かにタンニンの渋みは強くはありませんが、まだ若干の硬さがあるように思います。

じっくり飲んでいると徐々に開いてきました。

いわゆるイタリアワインの王者であるバローロというイメージとは少し違い、比較的軽やかでカジュアルな雰囲気、世界観というものはないかもしれませんが、中心にはそれなりの芯が何となく通っている感じはあります。

少しブルゴーニュにも通ずる雰囲気もあり、いわゆる薄旨系の風味ですね。

 

88点

 

 

 

 

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