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シャトー・ド・サン・コム レ・ドゥー・アルビオン 2016(今日のワイン)

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今日のワインは、

 

シャトー・ド・サン・コム 

レ・ドゥー・アルビオン 2016

 

南ローヌのジゴンダスに拠点を持つワイナリーです。

このアルビオンは2本買ったのですが、1本目は1年3か月前に飲み、これが2本目です。

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:91点

飲み頃:2018-2023年

となっています。

 

 

 

 

 

 

グラスに注ぐと、濃いルビー・ガーネット。

香りの中心はブルーベリーやチェリーですが、その中にコショウのようなスパイシーさに、八角などの中華系香辛料も感じられます。

この複雑な香りがこのアルビオンらしさです。

1年余り前に飲んだ時は、まだ少し硬さもありましたが、それよりは熟成が進んだようです。

まだピークにはもう少しかもしれませんが、ヒリッとしたスパイシーなアタックに、しっかりしたボディ感、それに奥の方からにじみ出てくる甘み、南ローヌらしいパワフルさだけでなく、様々な表情を見せて楽しませてくれます。

 

89点

 

 

 

 

 

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年越しワイン サンタ・デュック ジゴンダス・オー・ギャリーグ 2007 (今日のワイン)

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今回の年越しワインは、

 

サンタ・デュック

ジゴンダス・オー・ギャリーグ 2007

 

16年熟成の南ローヌ・ジゴンダスのワインです。

 

セパージュは、

グルナッシュ80%

ムールヴェードル15%

シラー3%

サンソー2%

となっています。

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:98点

飲み頃:2014-2027年となっています。

 

満を持して開けたワインですが、さあどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

明るいながらも深いルビーレッド。

黒系果実にチョコレートやスモーキーさが加わっています。

 

最初の一口は、まだ少し早い印象がありましたが、1時間ほど経つと、それは無くなりました。

16年熟成の熟成感が現れます。

 

 

92点

 

 

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シャトー・ペスキエ カンテサンス 2011 (今日のワイン)

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今日のワインは、フランス・南ローヌ

 

シャトー・ペスキエ

カンテサンス 2011

 

南ローヌのシャトー・ペスキエが造るシラー主体の上級キュベのワインです。

この「カンテサンス 2011」は、4本買ったのですが、これが最後の1本となりました。

 

セパージュは、

シラー 80%

グルナッシュ 20%

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:93点

飲み頃:2014〜2026年

となっています。

 

まだ飲み頃の期間を残しながら、このヴィンテージは最後の1本となってしまいました。

あと、2010年、2017年、2018年を2本ずつ持っていますが、それはまた追々。

 

 

 

 

 

 

アルコール度数は何と15.5%、色も濃いルビー・ガーネットです。

ブルーベリーやリコリスの香り。

 

これまでに開けた3本のわたしの評価は、

2019年12月 88点

2021年3月  90点

2022年11月 89点

となっています。

2年弱まえの2021年3月のときの評価が一番高いです。

ですが、そのときがピークだったというわけではなく、2022年で少し下がったのは、単にボトル差だったと考えています。

 

今回のこの1本は、2021年3月のときに近いレベル。

今回は、それなりに熟成感も加わり、力強さとエレガントさのバランスもいいです。

 

このクラスのワインとしては、最も推す1本です。

 

90点

 

 

 

 

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ドメーヌ・デ・セネショー シャトーヌフ・デユ・パプ 2010 (今日のワイン)

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今日のワインは、久しぶりのローヌです。

それもシャトーヌフ・デユ・パプです。

 

ドメーヌ・デ・セネショー

シャトーヌフ・デユ・パプ 2010

 

ローヌの2010年は、2007年と並んで最高のヴィンテージと言われています。

シャトーヌフ・デユ・パプも何本もの100点満点の評価を受けたワインがあります。

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価者:ジョー・チェルウィンスキー氏

評価:94点

飲み頃:2015-2030年

 

評価者:ロバート・パーカー氏

評価:95点

飲み頃:2012-2027年

となっています。

 

13年熟成という事で、そろそろ飲み頃ではないかと思い開けました。

 

 

 

 

 

 

さすがローヌの2010年、黒に近いような濃いガーネット・ルビーです。

香りはすごく控えめ。

一口飲むと・・・非常にそっけない印象。

あらら、早過ぎたかな。

でも、ゆっくり飲んでいると、1時間半ぐらい経った頃から奥の方から旨みが湧き出てきました。

 

酸味は控えめで、とても濃厚な果実味、甘みのある完熟したタンニン。

もう、これぞシャトーヌフ・デユ・パプという感じの風味です。

 

好きな人は好きでしょうし、そうでない人にはただの濃いワインと感じてしまうかもしれませんが、決してくどいわけではなく、エレガントさも持ち合わせていますので、よくできたワインだと思います。

 

90点

 

 

 

 

 

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シャプティエ ビラ・オー オクルテゥム・ラピデム 2013 (今日のワイン)

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今日は、南仏・ルーションのワイン

 

シャプティエ

ビラ・オー オクルテゥム・ラピデム 2013

 

セパージュは、

シラー 50%

グルナッシュ 40%

カリニャン 10%

となっています。

 

ワイン・アドヴォケート誌のジェブ・ダナック氏によると、

評価:94点

飲み頃:2015-2025年

となっています。

 

実は今年の2月にも飲んでいるのですが、そんなことはすっかり忘れていました。

その時のブログを見返すと、開けるのがまだ少し早かったという感想なのに、それから3か月しかたっていないのに2本目を開けてしまいました。

 

 

 

 

 

 

黒に近いガーネット・ルビーです。

香りは、プルーンなどのドライフルーツ系に、中華系のスパイスが強く感じられます。

 

一口飲むと、やはり濃厚な甘みが押し寄せます。

前回はその後に酸味と収斂味が続きましたが、 今回は収斂味がかなりマイルドになっています。

後口に若干のヒリヒリ感を感じますが、それ以外はまったりとした味わいで、3か月前よりも明らかに熟成が進んでいます。

飲み進めるにつれ、コアの旨みの存在感がどんどん大きくなっていき、飲むのをやめられなくなってしまいます。

 

わたしの経験では、ワインの熟成はゆっくりじわじわと進んでいくものもあれば、ある時期を境に大きな変化を遂げるものもあります。

このワインは、後者のタイプの熟成だったのかもしれません。

 

90点

 

 

 

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シャトー・ペスキエ キュベ・テラッセ 2016 (今日のワイン)

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今日のワインは、

南ローヌのヴァントーで造る

 

シャトー・ペスキエ

キュベ・テラッセ 2016

 

もう今まで何本飲んだかわからないペスキエのキュベ・テラッセです。

 

2016年ヴィンテージも3本買って、

1本目は2021年10月に、

2本目は2022年6月に飲んでいます。

これが最後の1本です。

 

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:90点

飲み頃:2017-2021年

となっています。

 

 

 

 

 

 

 

南ローヌのワインらしい、黒に近いガーネットルビー。

熟成を感じさせるドライフルーツ系の香りに、グルナッシュ・シラーらしいスパイシーさが加わっています。

 

酸味や甘み、渋みなどの様々な要素が調和して、混然一体となっています。

南ローヌとしては、平均的な14%というアルコール度数ですが、数字以上にしっかりしたボディ感があります。

同じペスキエのカンテサンスと比較すると、やはり奥行きという点では譲りますが、しなやかさや気軽さという点ではこちらがいいですね。

 

飲み頃予想は過ぎていますが、全くそんなことは感じさせず、むしろ今からが飲み頃かという感じです。

 

89点

 

 

 

 

 

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ヴュー・テレグラフ シャトー・ヌフ・デュ・パプ ラ・クラウ 2007 (今日のワイン)

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今日のワインは、少し大物を開けました。

特に理由はありません。

 

ヴュー・テレグラフ

シャトー・ヌフ・デュ・パプ ラ・クラウ 2007

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:96+

飲み頃:2012-2037年

となっています。

 

パーカー氏によると、2007年の南ローヌは、史上最高のヴィンテージとのことで、シャトーヌフ・デュ・パプは軒並み高評価を得ています。その分、長熟なのでしょうね。

その後の2010年、2016年も、南ローヌにとっては最高のヴィンテージとなり、結果的に2007年に匹敵する評価を得ています。

 

15年熟成のこのワインはどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

濃いルビー・ガーネット、香りはブラックチェリーやプラム。

一口飲むと、予想外にまろやかな風味。

良年のシャトーヌフ・デュ・パプは、とにかく濃厚というイメージがありますが、このワインはそこまでの凝縮感はありません。

落ち着いた佇まいで、熟したタンニンの甘さや、余韻の長さが魅力ですが、逆に、その評価に比べると、そこまではという感じで、少し物足りなさがあるかもしれません。

現時点でも、十分美味しいのですが、奥に秘めたポテンシャルのようなものも見え隠れするので、もう少し熟成させれば、さらに花開いたのかもしれません。

 

90点

 


 

 

 

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シャトー・ペスキエ カンテサンス 2011 (今日のワイン)

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今日のワインは、

 

シャトー・ペスキエ

カンテサンス 2011

 

南ローヌのシャトー・ペスキエが造るシラー主体の上級キュベのワインです。

この「カンテサンス 2011」は、4本買ったうちの3本目で、2本目は1年半ほど前に飲んでいます。

 

セパージュは、

シラー 80%

グルナッシュ 20%

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:93点

飲み頃:2014〜2026年

となっています。

 

このカンテサンス、3千円以下のワインの中では、わたしが1番好きなワインです。

2番目は、スポルトレッティのヴィッラ・フィディリア・ロッソかな。

 

1997年ヴィンテージを2013年に飲んだことがありますが、16年熟成で飲み頃バッチリでした。

11年熟成という事ですが、このカンテサンスはかなりの長熟型なので、どうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

カンテサンスらしい光を通さない黒に近いガーネット色です。

ブルーベリーやリコリスの香り。

 

甘みのあるタンニンがとても濃密です。

しかし、そのタンニンと酸味、ボディ感に若干のまとまりのなさが感じられ、ボトル差なのか、状態の差なのか、1年半前に飲んだものに少し及ばない感じです。

もちろん、美味しいのは美味しいのですが、カンテサンスに対する期待値が高くなり過ぎたのか、少し肩透かし感が残りました。

 

最後の1本はあと2年は熟成しておこうと思います。

 

89点

 

 


 

 

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グザヴィエ・ヴィニョン コート・デュ・ローヌ キュヴェ・ヴィエィユ・ヴィーヌ 2017 (今日のワイン)

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今日のワインは、南ローヌ

 

グザヴィエ・ヴィニョン

コート・デュ・ローヌ キュヴェ・ヴィエィユ・ヴィーヌ 2017

 

セパージュは定かではありませんが、グルナッシュ主体と思われます。

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:89-91点

飲み頃:2020-2025年となっています。

 

まだ少し若いかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

南ローヌらしい濃いガーネット・ルビー。

しかも透明感がありませんね、無濾過なのでしょう。

 

あまりスパイシーさは感じず、ブルーベリー主体の香りです。

 

若いかもという懸念は外れ、十分に飲み頃になっています。

果実味があふれ、完熟したタンニンの甘さ、それにキュートな酸味が全体を引き締めています。

バランスのいいコート・デュ・ローヌです。

恐らく初めて飲む造り手かと思いますが、とても美味しいです。

 

89点

 

 

 

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シャトー・ド・サンコム レ・ドゥー・アルビオン 2016 (今日のワイン)

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今日のワインは、

 

シャトー・ド・サン・コム 

レ・ドゥー・アルビオン 2016

 

南ローヌのジゴンダスに拠点を持つワイナリーです。

 

わたしは、ワインを飲み始めの頃、コスパのいい南ローヌやスペインのワインをよく飲んでいましたが、このサン・コムも、ペスキエと並んで最もよく飲んでいたワインです。

ペスキエは今でもよく飲むワインですが、サン・コムは久しぶりです。

サン・コムを好きでなくなったというわけではなく、単にわたしがよく使うワインショップが、ペスキエは置いてあるのに、サン・コムはあまり置いてないというだけの理由です。

 

さて、このアルビオンはサン・コムの中では中級レンジです。

以前は1千円台後半くらいでしたが、今は2千円台の前半から中頃までといったところでしょうか。

わたしは、サン・コムは2004年、2005年、2006年、2007年をそれぞれ複数本飲んでいますが、それからかなり間が飛び、2016年という事になりました。

 

以前のセパージュは、

シラー 40%
グルナッシュ 30%
カリニャン 10%
クラレット 10%
モナストレル 10%

という複雑なセパージュでしたが、今でもそうなのかはわかりません。

グルナッシュがメインというイメージですが、実はシラーがメインなのですね。

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:91点

飲み頃:2018-2023年

となっています。

 

 

 

 

 

 

グラスに注ぐと、濃いルビー・ガーネット。

香りは・・・うーん、なつかしいアルビオンの香りです。

コショウのようなスパイシーさに、八角などの中華系香辛料が混ざる不思議な香り。

シラー&グルナッシュでも、ここまでのスパイシーな香りを放つワインはあまりないと思います。

さらにその後をブルーベリーやチェリーの香りが追いかけてくるので、なかなかに複雑な香りです。

 

味わいは、グレート・ヴィンテージだけあって、まだ硬さや調和しきれていない感じもありますが、アルビオンらしさは十分に感じられます。

エキゾチックで陽気で、ひとを楽しませてくれるワインです。

 

88点

 

 

 

 

 

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