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シャトー・ベルナドット 2015 (今日のワイン)

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今日のワインは、

シャトー・ベルナドット 2015

スウェーデンのベルナドット王家の名を冠したワインで、もちろん、スウェーデン王家の御用達だそうです。

1997年に、スーパーセカンドの「ピション・ラランド」のオーナーに買収され、さらに2007年には「ピション・ラランド」と共に、シャンパーニュのメゾン「ルイ・ロデレール」に買収されています。

 

ワイン・アドヴォケート誌(ニール・マーティン氏)によると、

評価:88点

飲み頃:2020-2030年となっています。

 

わたしは、このワイン、1999年、2001年、2003年の3ヴィンテージを飲んでいますが、本当に久しぶりに飲む事になりました。

 

 

 

 

 

 

色は明るいルビー・ガーネット。

香りは、カシス、ブルーベリーといった典型的なボルドーです。

 

酒質はそこそこしっかりしたミディアムボディで、アタックは、まだフレッシュな風味に、心地よいタンニンの収斂味が感じられます。

まだ少し若かったか、中盤以降はややそっけない印象です。

もう2年も経つともっと美味しくなっているかもしれません。

 

87点

 

 

 

 

 

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ポンテ・カネ 2003 (今日のワイン)

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今日のワインは、大物を開けました。

 

シャトー・ポンテ・カネ 2003 

 

ボルドー・ポイヤックのグラン・クリュ5級ですが、1級に匹敵すると言われるスーパーセカンドの一角まで上り詰めたワインです。

20年と半年の熟成と言う事になります。

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:95+

飲み頃:2010-2035年

となっていますので、まだ10年以上ピークが続くワインです。

 

 

コルクを抜くときに、割と順調に上がってきたので、少し気を抜いたら途中でポッキリと折れてしまいました。

でも、問題なくリカバリーできました。

 

 

 

グラスに注ぐと、黒に近い深いガーネット・ルビー。

コルクを抜く途中から、カシスやブルーベリーの香りがしてきましたが、グラスに注ぐとさらに広がります。

 

さすがに硬さはありませんが、枯れた感じも全くありません。

傷んだ感じも全くなく、ほっとしました。

このボトル、買ったのが恐らく2005年か2006年くらいだったと思いますが、我が家での20年近い熟成の間、健全に育ってくれたことに感謝です。

 

2003年のボルドーは猛暑にみまわれ、糖度や凝縮感は高いものの、酸が落ち過熟気味でバランスの欠いたワインも多く見られるヴィンテージでしたが、このポンテ・カネは完熟したタンニンに、ほど良い酸味を併せ持ち、バランスよく作られています。

そして、とても長い余韻が印象に残ります。

 

すばらしいワインです。

 

92点

 

 

これでわたしの在庫の、ボルドーの2003年はすべて飲み尽くしたことになります。

ポンテ・カネは2004年、2005年も持っていますが、まだ開けるのはしばらく先になりそうです。

 

 

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シャトー・ブラネール・デュクリュ 2003 (今日のワイン)

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今日のワインは、サン・ジュリアンのグラン・クリュ。

シャトー・ブラネール・デュクリュ 2003 (ハーフ)

熟成20年のボルドーです。

わたしはこれまでに、ブラネール・デュクリュは、

2003年

2004年

2008年

2011年

を飲んでいます。

 

2003年は、恐らく2009年ごろにハーフボトル(ドゥミ)を2本買い、これは2本目です。

1本目はいつ飲んだのかなと、当ブログを検索してみると、なんと14年前の2010年でした。

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

パーカー氏(2006年試飲)

評価:95点

飲み頃:2006-2026年

 

ニール・マーティン氏(2013年試飲)

評価:90点

 

パーカー氏(2014年試飲)

評価:94点

飲み頃;2014-2020年
となっています。

 

 

 

 

思ったよりもコルクに染みてきていませんね。

20年ものとは思えないコルクの感じ。

 

 

 

色合いも思ったほどレンガ色になっていません。

香りはベリー系にバニラやコーヒーの要素が混じります。

 

味わいは・・・結構フレッシュです。

375mlのドゥミは、750mlのフルボトルに比べると早く熟成が進むと言われており、その分寿命も短いのではと思いますが、全くそんなことを感じさせない健全な味わいです。

もちろん熟成感は感じますが、まだまだ背筋がピンと伸びた現役戦士です。

ほどよい酸味に、完熟したまろやかなタンニン、しっかりしたボディ、そして長い余韻。

正統派ボルドーらしい重厚で、かつエレガントなワインです。

 

90点

 

2003年のボルドーは、あと1本、ポンテ・カネを残すのみとなりました。

さすがにそろそろ飲み頃でしょうし、近々開けてみようかな。

 

 

 

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オー・ベルジェ 2010 (今日のワイン)

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今日のワインは、ボルドーのペサック・レオニャン

 

オー・ベルジェ 2010

 

ボルドーの中でも、実はわたしはあまりペサック・レオニャンのワインは飲んでいません。

なので、その特徴についてもあまり印象がありません。

 

セパージュは、

カベルネ・ソーヴィニョン 70%

メルロー 30%

となっています。

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価者:ロバート・パーカー氏

評価:92点

飲み頃:2013-2028年

一方、ニール・マーティン氏は、93点の評価を与えています。

 

 

 

 

 

 

色は深いガーネット・ルビー。

スミレやカシスに少しタバコの香りも混じります。

 

落ち着いた味わいです。

逆に言うと、あまり印象に残る感じの要素がありません。

全体のバランスはよく、美味しいのですが、突出したものが無いので印象に残らないのかもしれません。

主役にはなりにくいかもしれませんが、その落ち着いた佇まいは、安心して飲めるワインと言えるでしょう。

 

89点

 

 

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シャトー・レイノン ブラン 2015 (今日のワイン)

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今日のワインは、ボルドーの白ワイン

 

シャトー・レイノン ブラン 2015

 

ソーヴィニョン・ブラン主体の白ワインです。

 

ワイン・アドヴォケート誌(評価者:ニール・マーティン氏)によると、

評価:91点

飲み頃:2018-2027年

となっています。

 

エチケットの下部に、「ドゥニ・デュブルデュー」との記載があるように、ボルドー大学の教授で、ワイン・コンサルタントとしても活躍していたドゥニ・デュブルデュー氏が所有し拠点としていたワイナリーです。

 

ドゥニ・デュブルデュー氏は、2016年7月に亡くなっていますので、この2015年は氏が醸造に関わった最後のヴィンテージであります。

 

 

 

 

 

 

8年熟成ですが、なかなかいい色になっています。

香りはレモンやキウイといったフレッシュフルーツ系です。

 

味わいの方は、熟し具合はいい感じ。

ちょっと予想外だったのは、甘みを感じる要素が一片もないことでした。

ボルドーの白ワインって、辛口のもので残糖が無くても、どこかしら甘みを感じる場合が多いですが、このワインは潔いほど辛口です。

硬派な造りですね。

ドゥニ・デュブルデュー氏の想いが詰まっているのかもしれません。

 

88点

 

 

 

 

 

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フルール・カルディナル 2012 (今日のワイン)

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今日のワインは、ボルドーのサン・テミリオン

 

フルール・カルディナル 2012

 

このボトルは、プリムールで買ったものです。

 

セパージュは、

メルロー 80%

カベルネ・フラン 15%

カベルネ・ソーヴィニョン 5%

となっています。

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:93点

飲み頃:2015-2030年

となっています。

なかなかの高評価ですね。

飲み頃についても大丈夫かと思われます。

 

プリムールで買った2012年ヴィンテージについては、昨年の今頃に「ラ・コンフェッション」、9か月前の今年2月に「サンソネ」を飲んでいますが、どちらも飲み頃となっていて、とても美味しかったです。

 

この「フルール・カルディナル」はどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

とても濃いルビー・ガーネット。

香りは、ブルーベリーやラズベリー。

一口飲むと、あれ、硬い・・・

 

ちょっと油断していました。

同じサン・テミリオンのグラン・クリュである「ラ・コンフェッション」も「サンソネ」も、飲み頃となっていてとても美味しかったのですが、どういうわけかこれはまだ少し早い感じです。

ブドウ畑の単位面積当たりの収量をしぼっているとのことで、確かに凝縮感を感じますので、その分、長熟な仕上がりになっているのでしょう。

それでも、ゆっくり時間をかけて飲んでいると、じわじわとほどけてきたのか、複雑で多次元的な味わいを垣間見せてくれます。

 

88点

 

 


 

 

 

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シャトー・スゴンザック 2015 (今日のワイン)

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今日のワインは、ボルドー・ブライ地区の

 

シャトー・スゴンザック 2015

 

セパージュは、

メルロー 40%

カベルネ・ソーヴィニヨン 30%

マルベック 30%

となっています。

 

こういう品種構成のワインを飲むのは初めてかもしれません。

ボルドー右岸的な構成にマルベックが入るとどうなるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

色はとても濃いガーネット・ルビーです。

マルベックが入っているためにこういう色になっているのでしょうか。

 

味わいは、若干まだ硬い感じ。

メルローの柔らかい酸味に、カベルネ・ソーヴィニョンの堅牢さ、マルベックの濃厚さ、それぞれが合わさっているのかもしれませんが、正直よくわかりません。

時間とともに徐々に開いてきて、柔らかくなってきました。

メルローの特徴が支配的でしょうか。

ベリー系の風味にほど良い酸味とタンニンのバランスが取れています。

色合いに比べると、比較的軽やかな印象です。

 

87点

 

 

 

 

 

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ラ・クロワ・ビゴール 2016 (今日のワイン)

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今日のワインは、ボルドー・カスティヨン

 

ラ・クロワ・ビゴール 2016

 

2016年、ボルドーのグレート・ヴィンテージです。

セパージュは、

メルロー 50%

カベルネ・ソーヴィニョン 25%

カベルネ・フラン 25%

となっています。

 

コート・ド・ボルドー級のワインです。

初めての銘柄だと思います。

このクラスではありますが、2016年というヴィンテージ、さて、7年弱の熟成でどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

比較的濃いルビーレッド。

香りはやや控えめですが、カシスやブルーベリーといった感じです。

 

さて、味わいはメルロー主体らしさが強く出ている柔らかい酸味、そして縁の下で構造を支えているのがカベルネ・ソーヴィニョンでしょうか。

早過ぎるという感じはありませんが、飲み頃適期なのかどうかも今一つよくわからないのが正直なところです。

全体的には小ぶりな印象は否めませんが、コアの部分ではボルドーらしいクラシックな魅力を持っているワインです。

 

86点

 

 

 

 

 

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シャトー・タルボ 2009 (今日のワイン)

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今日のワインは、ボルドーのサン・ジュリアンのグラン・クリュ

 

シャトー・タルボ 2009

 

これも、プリムールで購入し、届いてすぐに自分で蝋封したボトルです。

多くの銘柄を買った2009年のプリムールですが、グラン・クリュで開けるのは、1年少し前に開けたベルグラーヴに次いで2本目となります。

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価者:ロバート・パーカー

評価:91点

飲み頃:2012-2032年

評価者:ニール・マーティン

評価:88点

となっています。

ニール・マーティン氏は若干きびしい評価をしていますね。

 

 

 

 

 

こんな風に蝋封していました。

 

 

 

 

 

色は深いガーネット・ルビー

香りは、とても華やかです。

スミレ、カシス、ブルーベリー、それに杉のような香りも感じられます。

 

味わいは、2009年的なガツンと来る感じはあまりなく、それでも、タンニンやボディ感など各要素のパワフルさは感じます。

硬さは感じないですが、まだ調和していないのでしょうか。

 

十分に美味しいですが、それでも、まだ少し早いのかな。

香りはとてもいいのですが・・・

 

90点

 

 


 

 

 

 

 

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シャトー・サンソネ 2012 (今日のワイン)

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今日のワインは、ボルドーのサン・テ・ミリオンのグラン・クリュ

 

シャトー・サンソネ 2012

 

10年ほど前にプリムールで購入したワインです。

 

セパージュは、

メルロー 85%

カベルネ・フラン 15%

となっています。

 

ワイン・アドヴォケート誌によると、

評価:92点

飲み頃:2015-2030年

となっています。

 

10年半ほどの熟成ですね。

3か月ほど前に、同じサン・テ・ミリオンの12年の「ラ・コンフェッション」を開けましたが、もう充分に飲み頃になっていましたので、これも大丈夫ではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

色はとても濃いガーネット・ルビー。

香りはブルーベリーやラズベリー。

 

一口飲むと、それなりの熟成感、硬さはありません。

口に含み、ゆっくり味わうと、とてもしっかりしたボディに、角の取れた丸みのある酸味とタンニンです。

 

また、時間の経過とともに、さらに奥行きが感じられるようになり、余韻も明確に長く尾を引くようになってきました。

美味しいです。

 

91点

 

 

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